2ヶ月に一度のお楽しみ、エリックサウスマサラダイナーのモダンインディアンコース。5月1日から初夏のコースが始まりました。
前回の春のコースについてはこちら
今回のコース内容は、こんな感じです。
かんぱーい!エリックサウスマサラダイナーは飲み物の種類も豊富なのも好き…。
前菜は、マトンペッパーフライのタルティーヌ。スパイシーなマトンの粗ひき肉はちょっとミートソースのようでもあり、これからコースを食べるぞ…!という気にさせられます。キャロットラペは、ごく細いせん切りの人参にオレンジにレモン、グレープフルーツが使われている贅沢さと繊細さ…。
続いて運ばれて来たのは、しらすと自家製パンチェッタのエッグドーサ。しらすとパンチェッタの塩気と旨味が後を引くし、自家製トマトソースがまたスパイシーで美味しい。
アスパラガスとカレーリーフ、グリーンチリの冷製スープ。グリーンチリの辛味がかなりあるグリーンアスパラのスープに、柔らかな甘いホワイトアスパラが入っているスープ。辛いものが苦手な友人はちょっとつらそうでしたが、辛いものが好きな私は、口に運ぶスプーンが止まりませんでした。かなり好きな味!
メイン一つ目は、豊橋産「あいち鴨」もも肉のカフレアルとむね肉のロティ。もも肉はハーブをふんだんに使ったゴア風のスパイシーなロースト、むね肉はシンプルに焼いてキャラメリゼしたオレンジコンフィチュールと甘酸っぱいマッカーニーソースを添えてあります。鴨肉というとモッキュモッキュした噛みごたえのある食感というイメージがあるのですが(それも好きだけど)、この鴨肉は脂がさらりとして口の中で溶ける感覚です。量も程よくて、あっという間に食べてしまいました。
そして今回一番好きだったメイン二つ目、ゴア・フェイジオアーダのスペシャルターリーは、ゴア料理とブラジル料理のフュージョン。爽やかでサクッとした食感のグリーントマトのアチャール、辛味と酸味のバランスが好みばっちりなラッサム。シュラスコ風に焼いた野生鹿のハツもむっちり美味い。サクサクしたふりかけのようなココナッツポディは、バスマティライスがすすむすすむ。お腹いっぱいじゃなかったら、全部お代わりしたかった…!
デザートは、ダークチェリーのフィユタージュ。ダークチェリーにシナモン、クローブ、スターアニスの風味を効かせたコンフィチュールに、ねっとりしたレアチーズクリームと軽い食感のミルクジェラート、そしてしっかりと焼き込んだザクザクのパイがアクセント。チェリー好きの私得なデザートです。さっぱりしつつちゃんとボリュームもあって物足りなさがなく美味しかったです。
甘さ控えめスパイスもちょうどいいチャイで〆。
今回はトータルのバランスがとても良く感じました。量もちょうど良く、完食できたのも嬉しい。次のコースはどんな内容なんだろう!楽しみです!