2ヶ月に一度のお楽しみ、エリックサウスマサラダイナーのモダンインディアンコースを食べてきました!今回は冬。
過去のコースについてはこちら
- 春のコース http://tabenomi.hatenablog.com/entry/2019/03/25/010525
- 初夏のコース http://tabenomi.hatenablog.com/entry/2019/06/06/004159
- 夏のコース http://tabenomi.hatenablog.com/entry/2019/08/05/142558
- 秋のコース http://tabenomi.hatenablog.com/entry/2019/10/26/031112
かんぱーい!!
牡蠣のピックルとブリオッシュ。大粒の牡蠣をカレーリーフ、チリ、ブラックペッパーなどのスパイスオイルとビネガーに漬け込んだピックル。ねっとりと濃厚な味わいをブーダンノワールに見立てて、甘酸っぱいリンゴを合わせてあります。フェンネルシード入りの自家製ブリオッシュを添えて。旨味たっぷりの牡蠣の味がソースに溶け出して拭いとるブリオッシュ(とても美味しい)が足りません。チリとブラックペッパーが結構効いていて辛味が強いのも好みでした。
ベルギーチコリとラム肉ローストの温製サラダ。石窯で焼かれて甘味が引き出されたベルギーチコリ、ほろ苦くて甘みもあってプレートの中で主役級の美味しさ。ラビゴット風のチャトニがスパイシーで、ラム肉と柿にアクセントを添えています。
おかわり自由のロティ。りんごバターやお皿に余ったソースを拭っていただきます。これを欲望の赴くままに食べてしまうと後がきついので自制心が求められます。でも食べちゃう!
トリュフのクロケットとパニールマッカニー。黒トリュフたっぷりのコロッケに、香ばしくローストしたカシューナッツとフレッシュな生トマトを煮詰めて作る贅沢なマッカニーソースと、インド式カッテージチーズのパニール。ベジ料理なのにとてもリッチな味わいです。ソースが本当に美味しくて、ロティで全部拭いました。
サーモンのミキュイ ムール貝のココナツグレイヴィ 春菊のトーレン。新鮮なサーモンを生と加熱のちょうど中間ぐらいのごく繊細な火入れで仕立てたミキュイが感動的な美味しさ…!口の中でほろりと解ける食感に、目がカッと開きました。そこに合わせる春菊のココナツ蒸しのほろ苦さが合う〜!まるでフレンチのようなエレガントな一品。
ローストダックビンダルーとゴアソーセージプラオ。プラオは一回おかわりできて、バスマティライスがおかわり自由です。ゲンコツ大の鴨肉は、骨からホロリと剥がれる身離れの良さ。スパイシーなゴアソーセージを腸詰にする前のフィリングを炊き込んだプラオも腹パンなのにスイスイ食べてしまえます。
かけ放題、おかわり自由のカレー。鴨の旨味や脂、ゼラチン質が溶け出したビンダルーペーストのカレーは本当にあと引く美味しさ。おかわりしたいけどお腹が限界です。美味しいの!美味しいのに!
スイートポテトハルワと紅玉のシナモン焼きリンゴ。オーブンでじっくり焼かれたさつまいもにインドの黒糖「ジャガリー」とカルダモンを合わせ、シナモンを効かせた紅玉の焼きリンゴ、クローブ風味のクランブルを重ね、最後まで重層的なスパイス感が楽しめる一品。これ大好き!しっとり甘いさつまいもに、酸味のあるサックリ紅玉、カリカリしたクランブルの異なる食感も楽しめるのが良いです。
チャイで〆。モダンインディアンコースを食べるのは5回目ですが、今回が一番好きだったかも!オススメです!